パン屋の改修
2013年(大学院2年)に阪急石橋駅にあるタローパンというパン屋の改修を設計施工(予算300万円)。地元の工務店の助けもあり新築ではないものの企画から設計、施工にも深く携わることができ、スケジュールもオーバーせず無事竣工しました。
壁は友人の協力の元全て漆喰で仕上げています。什器やイートインスペースのテーブル、椅子は地元の溶接工の方と協力して全て手作りで作成しました。 下図は現況写真とリニューアルにあたって私が作成したポスターです。
模型やCGでイメージを共有しながら、5つほど改修案を提案し施主に計画内容を決定してもらいました。
打ち合わせを通していく中で、施主は自分が思っている以上にこの改修を無事終えられるか不安に感じていることがわかりました。このとき改めて自分が今まで取り組んできた設計はあくまで課題でしかなく、施主に納得してもらうという重要なフェーズが未経験であることを実感しました。
何のリスクもなく進めていける課題と違い、実際に何かを作るには設計以外の様々な問題をこなす必要があることを改めて学ぶことができました。
改修後の様子